９月20日　金曜日

秋のイベントシーズンが本格的に始まりました、工場跡地やフットパスコースの草刈り作業が待っていることから・・・

"やれるときに"と、この日「ハンマーナイフモア」の刈刃がすり減ってきたことから…今回は"裏返し"をすることにしました。

元々"刈刃"は両方向に刃が付いていて反対に取り付けることで両面が使えるようになっています。（と思います）

今回の作業はたぶん2年くらい前に裏返さないで新しい刃（硬質な刃）に交換したことから"裏も使って"見ることに・・・。

（硬質刃は純正品タイプに比較し随分高価ですが・・・前回の交換記事は2022.5.14に掲載しています）

　　　　　　　　　　fumiharu

この日交換するHSTのホィール型（受注生産品）の「ハンマーナイフモア」

2台のうち使用頻度の高いものから作業を行います（稼働時間は…３対１くらいか）

（自分的には湿地や法面用のゴムキャタタイプは・・・まだ良いかな）

必要と思われる工具など揃え、作業を容易にするため刈り機部分を少し高くセットします

（昇降台などがあると・・・便利かな）

刈刃は全部で46枚、現状を・・・点検すると　危なかった！　取り付けていたボルトナットが数ヶ所で緩んでいました

　・・・危ない危ない

刈刃はもちろん"フリー"　よく見ると…両側の取付ステーは僅かですが外側に開いています

交換時には実は気が付いていませんでした（それとも忘れたかな？）

たぶん締め付けたときに・・・スプリングワッシャーの代わりになっているのかな

一旦外された硬質タイプの刈刃(社外品です)　

直接草や石にあたる部分は・・・すっかり丸くなっていますが、

反対側は少し傷んでいますが・・・通常の刃物と異なり鋭利にはなっていませんが高速回転で草をちぎり取っていきます

外した刈刃を"裏返し"て・・・ボルトを通します（今回はボルトナットの交換はしないでやってみます）

通したボルトにナットを掛け締め付けていきますが・・・スプリングワッシャーなどは入りません

よく見ると先ほどの取付ステーの先端の間隔が締め付けることで…少し縮んでいます

ナットを締め付けることで間隙を縮め（刈り刃は固定しない）ることでワッシャーの役目をするのかな

よく考えられていますね

同様の作業を22組分繰り返します

僅かに反り返っていた反対側の刈刃の先端にグラインダーを掛けます

23組、46枚の刈刃が交換されました！　シャフトは手前に高速回転しフリー刃が草を砕いていきます

この次は・・・"刃の交換"作業になります　1～2年後かな

工具など片付けて作業を終了、機体を戻して終わります

刈刃は高速回転することから重量バランスが少しでも狂うと・・・異常な振動が出てきます

試運転と使用後の点検が済むまでは・・・気が抜けませんね