12月9日 土曜日

なかなか日程が取れなく実施が出来なかった集落の"泥上げ作業"、急な日程づくりでしたが皆さんの協力で実施することができました。

「広域協定五箇」の水田は多くが魚野川と地域の里山からの取水をすることで耕作されています。（土砂の流れ込みも非常に多い）

安定した水量確保は災害や異常気象などで年々難しくなってきていて、対応する作業量も多くなっていて

人口減や耕作者の高齢化で協同作業もタイヘンな状況になってきています。

この日は8名の皆さんで協同作業、数十トンの泥と土を移動しました！

　　　　　　　　　　fumiharu

この日fumiharuは早朝から機械の準備

先ずは燃料の補給、そして各部の機械点検とグリスアップ・・・　8時過ぎ、運搬車の到着を待ちます

まだ"川霧"が残る午前9時前には作業が始まりました

先ずは最大の難所である幹線用水路で、国道とJRを潜る箇所の泥上げ作業・・・毎年大量の泥が溜まります

国道の下にも大量の泥が溜まり・・・流れを阻害しています（上流に泥が溜まり易くなっている、処理には専門のバキュームカーが必要）

今回の作業は道路側に機械を置き、ダンプで"全量運び出し"をすることにしました

路肩に積み上げられた土砂も片付けることに・・・

バックフォーには"デカバケ"を装着、掬う度に泥と水草が満載です

（"おじぎと横滑り"に細心の注意を払います）

泥はダンプに積み込みますが・・・、泥の間からは大きなドジョウとこれまたビックサイズなザリガニがたくさん入っています

・・・チョット泥鰌とりしたいですね

以前の作業で路肩に上げられた泥も"滑るなど危険"なことから集めてダンプに積み込みます

この場所の終了予定時刻を大幅に超過、午後の2時過ぎまで掛かりここだけで数十トンの泥と土砂を運び出しました

作業中は"もったいない"くらいの快晴　里への雪は・・・まだ来そうにもありません

運搬車で再度運搬していただき、集落内（国道とJR上越線を超えて）の耕地へ移動

幹線水路にある"サイフォン施設"などに溜まった泥を掬い上げダンプで運び出します

数ヶ所をまわり、施設の近くに積み上げていた大量の土砂も踏め運び出し・・・、

最後は同事業で近年作った大きな沈殿池の土砂上げ

機械が小さいことから、周囲を移動しながら狭い足場での作業を行います

暗くなる直前にはようやく予定作業を終了

狭く危険な作業場ばかりで・・・疲れました

自宅まで機械を自走で戻し・・・この日のうちに泥落とし作業をしてしまいます

（この日も結果的に会館へは夜出勤でした）