建物施設などに「消雪設備」が備わるのは"積雪寒冷地"特有の設備でしょうか。

新潟県長岡市は"消雪パイプ"の発祥地、昭和38年に中越地域を襲った"38豪雪"では著しい効果を発揮し急速に全国（積雪寒冷地の豪雪地域で比較的気温の高いところ）へ広まったとされています。（道路への最初の試験設置は昭和36年）

浦佐地域でも40年代の初めには最初の消雪パイプが、浦佐駅から進出工場までの間に敷設されました。

今では道路や各施設・住宅などへの設置は当たり前となって、雪が降り始めると1時間とかからず魚野川の水位が上昇します。

雪国おくにじまん会館の駐車場と建物には2本の専用井戸があり、それぞれ消雪機能を担っています

17日のこの日には市役所「商工観光課」の職員5名で"消雪設備の点検作業"が実施されました。

　　　　　　　　　fumiharu

前日の雨からこの日は快晴となって、絶好な点検日和

最初に駐車場などに埋設されている管路のドレンを開放し、管路に溜まった錆などを抜いていきます

その後、散水管のノズルを調整します

錆び水など掃き掃除も行います

会館の消雪設備はかなり老朽化し、駐車場の不陸も多くなって"雪の消え残り"年々多くなってきました

今冬の"適度な降雪"に期待したと思います・・・